デザイナーでなくても、カッコイイは造れる!?構造美のワールドトレードセンター駅
以前、ビルの記事を書いたのでご覧いただいた方は分かると思いますが、2018年にNYに建築旅行に行ってきました。
今回紹介するのは、その旅行で全くのノーマークだった建築です。
なんだあの建物は!!
歩いてたら嫌でも目につく印象的な造形だったので急いで検索。
なんとワールドトレードセンター駅!
駅!?見えません・・・
ちなみにNYの地下鉄は便利ですが、大きな駅になるといろんな線がありすぎて迷子になりました。要注意!
翼のような骨組みを組み合わせたようなデザイン。
どういう構造なのかはわかりません笑
でっかい彫刻のような建築で、日本にはない、アメリカ!って感じ。
さて、入り口はこちら。
おしゃれなお店の入り口のような扉を通ると、
見惚れる開放感!
なんとなく神聖な場所に入ったような感じがするのはなぜだろう。
テナントの通路はとげとげしている外観とは異なり、もこもこっとした丸みあるデザインになっています。
手すりまで細かいデザイン。
今回の題名は間違っています!
この建築の設計者はサンティアゴ・カラトラバさん。
構造家でもありますが、建築家でもあり、画家・彫刻家でもあります。
よってデザイナーです笑
ですが、私が伝えたいのはここから。
かっこいいデザインはセンスある人ならできてしまいます。
プロの建築家よりもかっこいいものを考えられる建て主もいるはずです。
ですが、構造をデザインとして取り入れた空間はデザインを自由に考えるよりかっこいい!構造美!
この構造美については日本家屋を見てもわかります。
一度は見たことあると思いますが、古民家やお寺などです。
ざっくりな間取りに構造材が規則正しく配置され、障子や板戸で仕切られる。
非常に落ち着く。
規則正しく構造を見ると、整っていることがかっこよく感じるはずです。
機能や配置だけでなく、構造をデザインにする工夫に目を向けるといい家になるかも!?